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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米中対立の激化が嫌気

*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、米中対立の激化が嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 127795.93 +3.12%
10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1441.18ポイント安(-1.13%)の126354.75で引けた。日中の取引レンジは124,894.76-127,796.75となった。

売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。米中対立の激化が嫌気され、売りは広がった。また、米株や原油価格の大幅安も警戒された。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2764.28 +4.29%
10日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比113.59ポイント高(+4.29%)の2764.28となった。日中の取引レンジは2,650.69-2,801.19となった。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。最近の急落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、米追加関税の一時停止なども買い安心感を与えた。一方、米中貿易摩擦の深刻化や原油価格の下落が指数の足かせとなった。

【インド】
休場

【中国本土】上海総合指数 3223.64 +1.16%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.83ポイント高(+1.16%)の3223.64ポイントと3日続伸した。

前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が引き続き支えとなっている。李強・首相は9日、外的要因で中国経済の安定運営に逆風が吹く中、積極的な経済政策の必要性を強調している。また、トランプ米政権の追加関税に対応するため、中国指導部は10日に臨時会合を開くとも伝わった。足元では当局が株価対策を矢継ぎ早に発表。「国家隊」と呼ばれる複数の政府系投資会社(SWF)は9日まで3日連続で中国株ETF(上場投資信託)を買い増ししたほか、中国本土の上場企業が続々と自社株買い、または大株主による上場企業株の買い増しを明らかにした。また、預金準備率や金利の引き下げなど、金融緩和が早期に実施されるとの観測も高まっている。米中の関税応酬に歯止めがかからない中、経済的なつながりを分断する「デカップリング」が警戒されるものの、かえって当局は国内産業の支援・育成の方針を強めるとの見方も広がった。




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2025/04/10 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   379 銘柄
2,847 銘柄   売り
 
 
 
7203 トヨタ自動車 売り転換
9983 ファーストリテ 買い転換
9432 日本電信電話 買い転換
9434 ソフトバンク 売り転換
6857 アドバンテスト 買い転換



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