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1日の香港市場概況:香港市場は大幅続伸、AI関連の買いが指数をけん引

*19:19JST 1日の香港市場概況:香港市場は大幅続伸、AI関連の買いが指数をけん引
1日の香港市場は、主要83銘柄で構成されるハンセン指数が前日比539.80ポイント(2.15%)高の25617.42ポイントと続伸。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が174.08ポイント(1.95%)高の9121.87ポイントと続伸した。売買代金は前日比446億3000万香港ドル減の3802億3100万香港ドルと縮小。

中国発AI半導体の開発進展に伴うテック株への買いが相場を強力に支えた。特にクラウド・AI関連に対する期待が広がったことで好業績銘柄にも資金が流入し、これが相場を全般的に牽引した。

一方、米中貿易政策を巡る不透明感や米国の関税政策見直しに伴う懸念が依然として市場心理に影を落としたが、一部で利益確定の動きにとどまり全体への影響は限定的だった。

ハンセン指数の構成銘柄では、情報技術・テクノロジー関連業種は強い買いに支えられた。特に中国電子商取引(EC)最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が人工知能主導の成長戦略を受けて18%前後の急騰となり、テック株を牽引した。また、南北の資金をつなぐ「ストックコネクト」経由での資金流入が引き続き旺盛で、テックや保険などに資金が向かい、底堅い買いを支えた。

半面、電気自動車・自動車関連業種で売りが目立った。比亜迪(BYD:1211/HK)が利益減少の発表を受け30%減益となり、香港株は始値で8%安と急落し、続けて日中には約5%安となったことが売りの主因とみられた。また、地産・不動産セクターには超過債務問題がくすぶり、開発業者への懸念が続いている。

本土市場は小幅ながら3日続伸。上海総合指数は前日比0.4%高で取引を終え、3267.66ポイントに達したとの報道は確認できなかったが、取引終値は約0.37%から0.46%上昇との情報があり、指数は堅調な動きとなった。

上海総合指数構成銘柄では、消費関連セクターが買いをけん引した。その他、金融、不動産、資本財、公益、素材、情報技術、半導体関連セクターも買いが目立った。

反面、不動産セクターが最も売りが顕著だった。その他、希土類、半導体、一部公益、素材および資本財関連セクターにも売りが目立った。



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