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2日の香港市場概況:3日ぶり反落、ハイテクを中心に利食い売り優勢

*19:24JST 2日の香港市場概況:3日ぶり反落、ハイテクを中心に利食い売り優勢
2日の香港市場は、主要85銘柄で構成されるハンセン指数が前日比120.87ポイント(0.47%)安の25496.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が13.75ポイント(0.15%)安の9108.12ポイントと3日ぶりに反落した。売買代金は3281億1860万香港ドル(約6兆2473億円)に縮小した。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。ハイテク関連を中心に売りが先行し、市場心理には慎重姿勢が広がった。全体としては短期的な利益確定売り圧力が優勢となり、相場は上値の重い展開で取引を終えた。

ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連株の下げが目立った。SMIC(0981/HK)が4.6%安、舜宇光学科技(集団)(2382/HK)が3.8%安と電子部品・半導体株が軟調に推移した。前日に大幅上昇していた一部銘柄に短期的な調整が入り、指数全体を押し下げる要因となった。

インターネットサービス関連も弱含み、美団(3690/HK)が1.8%安、JD(9618/HK)が1.5%安、快手(1024/HK)が2.5%安と続落。ユーザー数や競争環境への懸念が相場の重しとなったほか、アリババ(9988/HK)も1.8%安と続落し、投資家心理を冷やした。その他では医薬や保険などディフェンシブ株にも幅広く売りが波及した。

半面、一部の自動車・新エネルギー関連株が堅調。中昇(0881/HK)が5.0%高、小米(1810/HK)が3.4%高、メディア・グループ(2001/HK)が3.5%高と買われた。個別の好材料や買い戻しが入ったとの見方があり、選別的な物色が進んだ。銀行やインフラ関連にも堅調な銘柄がみられ、相場を下支えした。

本土市場は4日ぶりに反落。上海総合指数は前日比17.40ポイント(0.45%)安の3858.13ポイントと4日ぶりに反落した。ハイテク株の下落が指数の足かせに。また、インフラ建設や金融関連も安い。一方、電力や金融関連が買われた。



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