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26日の中国本土市場概況:上海総合は続落、週末や大型連休を前に慎重姿勢

*18:11JST 26日の中国本土市場概況:上海総合は続落、週末や大型連休を前に慎重姿勢
26日の中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数が前日比25.20ポイント(0.65%)安の3828.11ポイントで引けた。

週末と大型連休を控えたポジション調整優勢のなか、買い手は慎重姿勢を崩さなかった。ハイテク・電子情報セクター中心の売り圧力が強まったことが指数の下げを主導。最近の上昇基調で過熱感から利食い売りが優勢となった。来週から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、模様眺め姿勢が広がる中、全体のリスク選好は低下した。ただ、国内景気支援や政策スタンスの変化に対する期待感は一定程度残存し、下支え材料として機能した。

ハイテク・電子部品関連の下げが顕著だった。半導体設計や電子材料株を中心に利益確定売りが膨らみ、恒生電子(600570/SH) 3.2%安、烽火通信科技(600498/SH) 3.4%安、JCET(600584/SH) 3.4%安と軟調。直近で上昇基調を示していた分野でもあり、連休前の持ち高調整が一因とみられる。加えて、関連セクターである中国国軟件(600536/SH)も3.4%安、Inesa智能科技(600602/SH)が4.8%安となり、業種全体で売り優勢となった。

次いで売りが目立ったのは医薬品・バイオ関連株。上海復星医薬集団(600196/SH) 3.4%安、天士力製薬集団(600535/SH) 1.4%安、恒瑞医薬(600276/SH) 1.2%安など主力医薬株がそろって下落。医療費抑制政策への懸念や業績不透明感が投資家心理を圧迫したとみられる。

一方、化学繊維株は高い。桐昆集団(601233/SH)が6.0%高、安徽皖維高新材料(600063/SH)と南京化繊(600889/SH)がそろって5.1%ずつ上昇した。ほかに、飛行機製造や農薬化学肥料、船舶製造株も買われた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.18%)安の260.49ポイント、深センB株指数が4.37ポイント(0.32%)高の1354.32ポイントで終了した。



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2025/09/25 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,112 銘柄
2,162 銘柄   売り
 
 
 
6501 日立製作所 売り転換
8411 みずほFG 買い転換
6503 三菱電機 売り転換
8002 丸紅 買い転換
7751 キヤノン 買い転換



 
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