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26日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、ハイテク関連が安い

*18:17JST 26日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、ハイテク関連が安い
26日の香港市場は続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比356.48ポイント(1.35%)安の26128.20ポイントで引けた。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は141.12ポイント(1.49%)安の9303.10ポイントと反落。売買代金は3236億7370万香港ドル(約6兆2310億円)だった。

台風通過の余波を受け、流通障害や物流混乱懸念が市場心理を冷やした。特に交通・不動産・電力インフラ関連銘柄に売り圧が強まり、相場全体の重しとなった。また、米長期金利の上昇や米利下げ期待の後退なども圧迫材料。内部要因では、中国本土が来週から国慶節(建国記念日)の大型連休に突入するため、積極的な買いは手控えられた。

ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク・インターネット関連株が売られた。小米集団(1810/HK)が8.1%安、アリババ(9988/HK)が3.2%安、JDドットコム(9618/HK)が3.7%安と大幅安で引けた。米国の中国ハイテク関連企業への規制強化の思惑や、利益確定の売りが広がったことが背景。特にスマートフォン関連やEC大手を中心に持ち高調整の動きが優勢となり、指数全体の重しとなった。

同様に、医薬品・バイオ関連も軟調だった。JDヘルス(6618/HK)が4.3%安、ウーシー・アップテック(2359/HK)が3.1%安、アリババ・ヘルス(0241/HK)が4.6%安と、下げ幅が目立った。米国によるブランド医薬品への追加関税が警戒され、セクター全体が売りに押された。

反面、銀行・エネルギー関連が相場の下支えとなった。中國建設銀行(0939/HK)が1.1%高、中國銀行(3988/HK)が0.7%高、中国石油天然気(0857/HK)が0.5%高と堅調に推移。中国本土の金利安定期待を背景に、配当利回り妙味のある大型株に資金が向かった。加えて、乳業の蒙牛乳業(2319/HK)が2.9%高と上昇率上位となり、消費関連の一角に物色が入った。

中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.65%安の3828.11ポイントで引けた。電子や通信、医薬、家電などが売られた。半面、エネルギーは高い。不動産、公益、金融の一角も買われた。



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2025/09/25 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,112 銘柄
2,162 銘柄   売り
 
 
 
6501 日立製作所 売り転換
8411 みずほFG 買い転換
6503 三菱電機 売り転換
8002 丸紅 買い転換
7751 キヤノン 買い転換



 
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