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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、欧米株高を好感も上値は重い
2025/09/30 10:10
*10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小幅続伸、欧米株高を好感も上値は重い
【ブラジル】ボベスパ指数146336.80 +0.61%
29日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比890.14ポイント高(+0.61%)の146336.80で引けた。日中の取引レンジは145,446.71-147,558.22となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。ほかに、米利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料。一方、原油価格の大幅下落が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数2684.09 -1.54%
29日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.88ポイント安(-1.54%)の2684.09となった。日中の取引レンジは2,680.53-2,744.8となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の大幅下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続き嫌気された。ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いている。一方、米利下げ期待が再び高まっていることが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 24634.90 -0.08%
29日のインド株式市場は7日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比61.52ポイント安(-0.08%)の80364.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.80ポイント安(-0.08%)の24634.90で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。成長率の鈍化観測が指数の足かせに。地元の格付け会社クリシルは最新リポートで、米国がインドに対して高関税政策を実施していることがインドの輸出と投資に悪影響を与え、インドの成長率がこれによって鈍化する可能性があるとの見方を示した。また、8月の鉱工業生産が取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国】上海総合指数は3862.53 +0.90%
週明け29日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比34.43ポイント高(+0.90%)の3862.53ポイントで引けた。
中国当局による市場支援策への期待と、人工知能(AI)などテック分野に対する成長期待が買いを誘った。報道によると、中央委員会第4回全体会議(4中全会)が10月20-23日に開かれ、2026年からの5カ年計画議論が始まる見通しだ。一方、米中関係の先行き懸念と世界景気の減速リスクが市場心理を抑制しうる逆風として意識され、指数の足かせとなった。
<AK>
【ブラジル】ボベスパ指数146336.80 +0.61%
29日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比890.14ポイント高(+0.61%)の146336.80で引けた。日中の取引レンジは145,446.71-147,558.22となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、インフレ率の鈍化も利下げ期待を高めた。ほかに、米利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料。一方、原油価格の大幅下落が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数2684.09 -1.54%
29日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.88ポイント安(-1.54%)の2684.09となった。日中の取引レンジは2,680.53-2,744.8となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の大幅下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、ウクライナ情勢の不透明感も引き続き嫌気された。ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いている。一方、米利下げ期待が再び高まっていることが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 24634.90 -0.08%
29日のインド株式市場は7日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比61.52ポイント安(-0.08%)の80364.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.80ポイント安(-0.08%)の24634.90で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。成長率の鈍化観測が指数の足かせに。地元の格付け会社クリシルは最新リポートで、米国がインドに対して高関税政策を実施していることがインドの輸出と投資に悪影響を与え、インドの成長率がこれによって鈍化する可能性があるとの見方を示した。また、8月の鉱工業生産が取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。
【中国】上海総合指数は3862.53 +0.90%
週明け29日の中国本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数が前営業日比34.43ポイント高(+0.90%)の3862.53ポイントで引けた。
中国当局による市場支援策への期待と、人工知能(AI)などテック分野に対する成長期待が買いを誘った。報道によると、中央委員会第4回全体会議(4中全会)が10月20-23日に開かれ、2026年からの5カ年計画議論が始まる見通しだ。一方、米中関係の先行き懸念と世界景気の減速リスクが市場心理を抑制しうる逆風として意識され、指数の足かせとなった。
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