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30日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、ハイテク関連の買いで約2週ぶりの高値

*18:37JST 30日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、ハイテク関連の買いで約2週ぶりの高値
30日の香港市場は続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比232.68ポイント(0.87%)高の26855.56ポイントで引けた。ハンセン指数は9月17日以来、約2週ぶりの高値を記録。本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も101.21ポイント(1.07%)高の9555.33ポイントと続伸した。

中国で10月下旬に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催することが正式決定され、当局が追加の景気対策を打つとの期待が広がったこと。また中国ハイテク関連株に資金が向かったことで相場全体が下支えされた。ただし、足元では利益確定売りや週末を控えたポジション整理も意識され、上昇ペースは限定的となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連が買いを集めた。中芯国際(0981/HK)が4.0%高、比亜迪電子(0285/HK)が3.9%高、小米集団(1810/HK)が0.84%高と、半導体・電子部品関連の上昇が顕著だった。中国の重要会議が10月下旬に開かれるとの報道を受け、ハイテク支援策への期待が改めて相場を押し上げた格好。加えて、テンセント(0700/HK):0.5%高、美団(3690/HK)が1.7%高となった。

半面、エネルギー関連株に売りが集まった。中国石油天然気(0857/HK)が2.8%安、中国海洋石油総公司(0883/HK)が1.3%安、中国石化(0386/HK)が1.5%安と軒並み下落した。原油市況の反落が圧迫材料となったほか、長期連休を控えた持ち高調整も売りを促したとみられる。中国当局の景気刺激策への期待感が広がる一方、資源エネルギー価格の不安定さが同セクターの重荷となった。

不動産セクターでも下落が目立ち、新鴻基地產(0016/HK)が0.3%安、恒基地産(0012/HK)が1.3%安、MTR(0066/HK)が0.7%安といずれも軟調。中国恒大問題をはじめとする不動産業界の構造的リスクがくすぶる中、投資家の選好は引き続き慎重姿勢が強かった。

本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.52%高の3882.78ポイントで取引を終了した。非鉄金属が高い。不動産、電子、医薬なども買われた。一方、金融や通信などは売られた。



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