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17日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、米中貿易交渉の先行き不透明感を警戒

*18:16JST 17日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、米中貿易交渉の先行き不透明感を警戒
17日の中国本土市場反落。主要指標の上海総合指数が前日比76.47ポイント(1.95%)安の3839.76ポイントで引けた。上海総合指数は約3週ぶりの安値水準に落ち込んだ。

米中貿易交渉の先行き不透明感が投資家心理を冷やしたうえ、週明け20日に発表予定の7-9月期国内総生産(GDP)など重要統計に対する思惑が先行し、これまで政策期待を背景に買われてきた分野で利益確定売りが目立った。インフラや公共投資関連が中心に手じまわれ、需給悪化観測が戻り売りを誘発した形。買い材料は限られ、下値追いの動きとなった。

業種別では、ハイテク関連が大幅安。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が10.0%安、電子機器メーカーの国睿科技(600562/SH)が5.9%安、富士康工業互聯網(601138/SH)が5.6%安、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が3.8%安で引けた。

自動車株も売られた。北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が4.9%安、重慶千里科技(601777/SH)が4.8%安、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が4.5%安とそろって軟調な展開を示した。

医薬株の下落も目立った。薬明康徳(603259/SH)が4.4%安、浙江華海薬業(600521/SH)が3.1%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.6%安となった。

一方、エネルギーや資源関連、ヘルスケアなどは比較的底堅さを保った。人民元の下落余地を織り込む動きや輸出関連の反応が支え要因となり、一部需給改善を見込む買いが入った。ただし全体を支えるには不十分で、相場の重さを払拭するには至らなかった。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.21ポイント(1.22%)安の259.96ポイント、深センB株指数が18.34ポイント(1.35%)安の1337.92ポイントで終了した。



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