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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高やレアルの上昇で

*10:38JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油高やレアルの上昇で
【ブラジル】ボベスパ指数 157738.69 +0.37%
14日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比576.25ポイント高(+0.37%)の157738.69で引けた。日中の取引レンジは156,655.70-158,366.30となった。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏で推移した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。半面、指数の上値は重い。欧州やアジア株の下落が警戒されたほか、内外景気の低迷懸念も指数の足かせとなった。

【ロシア】MOEX指数 2525.68 -0.70%
14日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.68ポイント安(0.70%)安の2525.68となった。日中の取引レンジは2,514.92-2,550.93となった。

買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧州やアジア株の下落が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、世界的な景況感の悪化も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が指数をサポートした。また、中国の景気対策への期待感も好感された。

【インド】SENSEX指数 84562.78 +0.10%
14日のインド株式市場は5日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比84.11ポイント高(+0.10%)の84562.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.90ポイント高(+0.12%)高の25910.05で取引を終えた。

軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。国内の流動性の改善期待が支援材料。また、利下げ期待の高まりも引き続き好感された。ほかに、経済の安定成長観測が好感された。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2026年度のインドの成長率が6.5%になるとの見方を示した。インフラ投資の拡大や世帯消費の急増などが経済の安定成長を支えると指摘した。

【中国】上海総合指数 3990.49 -0.97%
14日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比39.01ポイント安(-0.97%)の3990.49ポイントと反落。

本日公表された中国の経済統計は強弱まちまちだったが、買い材料ではなかった。中国経済の減速が改めて意識された。ただ、中国政府による景気対策への期待は残されており、関連セクターに投資家の資金が向かったようだ。



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2025/11/17 15:30 現在

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8015 豊田通商 売り転換
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