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1日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、米株高などで買い優勢

*18:20JST 1日の香港市場概況:ハンセン指数は反発、米株高などで買い優勢
週明け1日の香港市場は反発。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比174.37ポイント(0.67%)高の26033.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が42.66ポイント(0.47%)高の9172.84ポイントで引けた。

香港株は前週末の米国株高を受け買い優勢で始まり、一時は堅調なムードが広がった。ただし、中国本土の景況感の悪化が改めて注目され、投資家の間には追加の景気刺激策に対する慎重な見方も根強かった。こうした警戒感が足元の買いをやや抑制する場面もあった。

もっとも、中国当局による追加景気対策への思惑が重なり、資金流入の勢いが再び強まった。情報通信・テクノロジーセクターを中心に上昇が目立ち、相場全体を押し上げる支えとなった。その結果、売り一色にはならず、むしろ選別を交えた戻りが優勢となった。全体としては、外部環境の警戒と国内政策への期待との綱引きの中で、押し目買いが優勢となる展開となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、ネット関連を中心に買いが集まり、ネットイース(9999/HK)が3.9%高、新東方教育(9901/HK)が3.5%高、JDヘルス(6618/HK)が3.93%高となった。米株高と政策期待を背景に、成長性を評価する資金が流入した。中でも好決算観測や企業提携報道を手掛かりに買われる銘柄が目立ち、ハンセン指数の上昇を主導した。

半面、情報技術セクターの一角であるポップマート・インターナショナル(9992/HK)が4.3%安、メイトゥアン(3690/HK)が2.9%安、シャオミ(1810/HK)が1.8%安と下げが目立った。前週末にかけて上昇が続いた反動に加え、中国景況感の弱さを背景とした業績懸念が重しとなった。新興テクノロジー株には利益確定売りが波及し、セクター全体の重荷となった。

中国本土市場は3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.65%高の3914.01ポイントで取引を終了した。



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