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8日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、中国のネット通販規制などを警戒

*18:46JST 8日の香港市場概況:ハンセン指数は続落、中国のネット通販規制などを警戒
8日の香港市場は続落。主要89銘柄で構成されるハンセン指数が前日比309.64ポイント(1.17%)安の26149.31ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が99.41ポイント(1.09%)安の9039.34ポイントで取引を終えた。

中国本土でネット通販関連の規制強化が警戒され、ハンセン指数が続落して終えた。主力ハイテク株が軒並み売られる展開となり、海外勢中心にリスク回避姿勢が強まったとの受け止めが広がった。市場ではマクロ環境の不透明感も重荷となったとの指摘が出ている。

中国当局が公表したネット通販規制案では、ビッグデータを活用した価格決定プロセスの透明性向上やインフルエンサーによるライブコマースの管理強化といった内容が含まれており、同分野の収益構造に対する懸念が台頭したことが香港市場のセンチメントに影響したとの見方がある。これによりハイテク関連銘柄に売り圧力が強まった。

ハンセン指数の構成銘柄では、テクノロジー関連の下げが顕著だった。レノボ・グループ(0992/HK)が5.6%安、サンズチャイナ(1928/HK)が4.6%安、サニー・オプティカル・テクノロジー(2382/HK)が4.1%安と軒並み下落した。中国本土でのネット取引やライブコマースに関する規制強化が嫌気され、関連企業への先行き不透明感が投資家心理を圧迫。時価総額上位のテック株が大きく売られる要因となった。

保険・金融株にも売りが波及した。AIAグループ(1299/HK)が2.4%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.3%安、平安保険(2318/HK)が1.2%安となった。米金利動向や景気回復への不透明感が逆風となる中、ディフェンシブ銘柄として買われていた反動も意識された。そのほか通信株や消費関連も軟調に推移し、業種全体に幅広く調整圧力が及んだ。

反面、公益・不動産関連を中心に一部銘柄は堅調。新鴻基地産(0016/HK)が3.0%高、中国神華能源(1088/HK)が2.4%高、華潤置地(1109/HK)が0.8%高と堅調な値動きを示した。内需回復や配当利回りの高さが意識され、政策期待も相まって下値を拾う動きが出た。相場全体が軟調に推移する中でも、業績安定銘柄への選別買いが下支えとなった。

中国本土市場は5日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は前日比0.07%安の4082.98ポイントで取引を終了した。



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