業績トピックス
2023/07/28 15:00
フジッコ
(2908)
2024年3月期連結本決算経常見通し上方修正。31.6%増益を予想。
【業績予想/決算速報】フジッコ<2908>が7月28日に発表した業績予想によると、2024年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,550百万円)から上方修正され、31.6%増益の2,050百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは1,568百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(150百万円)から上方修正され、650百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 53,915 | 1,249 | 1,558 | 1,406 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/07/28 | 56,500 | 1,800 | 2,050 | 1,430 | |
202403 本 | 12 | 従来予想 | 2023/05/12 | 55,800 | 1,300 | 1,550 | 1,100 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2023/07/27 | 54,204 | 1,258 | 1,568 | 1,112 | |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/07/28 | 27,700 | 550 | 650 | 450 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/05/12 | 27,200 | 50 | 150 | 100 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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業績予想の修正の主な理由は、製品値上げ後も総じて顧客離れが起きることなく販売数量を維持できており、とくに値上げ対策を実施した佃煮製品と包装惣菜製品が好調に推移しているためであります。当社は、原材料費とエネルギー費の高騰を企業努力だけで吸収することが難しく、2023 年3月に複数の製品について価格改定を実施しました。過去の値上げ前後の販売データをもとに、値上げ後の販売数量の減少を見込んでいましたが、第1四半期の状況としては販売数量が落ち込むことなく推移しております。これは、業界全体として値上げが相次ぎ、値上による顧客離れが軽減されたことや各製品群における値上げ対策のプロモーション効果によるものと分析しています。とくにカップ佃煮「ふじっ子煮」と包装惣菜「おばんざい小鉢」は、価格ではなく価値で選んでいただけるように、値上げ対策としてブランド価値を訴求するTVCM を実施し、前年実績を上回っております。「ふじっ子煮」は、収益性の高い当社の柱となる製品であり、販売構成比が高まることで利益への貢献が期待できます。第2四半期以降においても、各製品群の現状の立ち位置をもとに、経営計画に沿った各種施策を実施していくことで、第2四半期及び通期の業績は当初の予想を上回るものと見込んでおります。(注)上記の業績予想につきましては、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、今後の 様々な要因により業績予想とは異なる結果となる可能性があります。 以 上| 閉じる