業績トピックス
2023/03/17 15:30
イフジ産業
(2924)
2023年3月期連結本決算経常見通し上方修正。18.9%増益を予想。
【業績予想/決算速報】イフジ産業<2924>が3月17日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,358百万円)から上方修正され、18.9%増益の1,613百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/09 | 17,430 | 1,325 | 1,357 | 996 | |
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202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/03/17 | 20,765 | 1,564 | 1,613 | 1,117 |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2023/02/09 | 18,059 | 1,333 | 1,358 | 919 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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養鶏業界では、飼料価格の高騰等に伴う生産コスト増による生産意欲の低下に加え、過去最大規模の鳥インフルエンザの発生により採卵鶏の殺処分数はこれまでに1,400万羽(国内の採卵鶏総数の約1割)を超え、鶏卵の極度の供給不足に伴う鶏卵相場の高騰が続いております。 このような状況の中、当社グループの液卵関連事業において、光熱費の値上がりを始めとする様々な製造コストの増加に対応するため販売価格の改定を進めてまいりました。また、現在までのところ販売数量は順調に推移しており、鶏卵の供給不足による原料仕入価格の高騰に対応し安定供給責任を果たすため販売価格の改定を進めております。 調味料関連事業におきましても、原料仕入価格の値上がりに伴う価格改定を進めております。これらにより、通期の売上高につきましては、連結・個別とも前回予想数値を上回る見込みとなりました。 損益につきましては、上述のとおり製造コストの増加や原料仕入価格の高騰に対応するため販売価格の改定を行っていることや販売数量が増加していること、また製造コストの増加に対応するため工場の生産効率の向上や歩留まりの向上に努めるなど、様々な施策を講じた結果、前回予想数値を上回る見込みとなりました。 なお、今シーズンの鳥インフルエンザの発生及び鶏卵の供給不足については収束がいまだ見通せず、厳しい経営環境が続いており、今後については不透明な状況となっておりますが、液卵の安定供給に努めるとともに、今後も業績を向上させるべく注力してまいります。| 閉じる
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