業績トピックス
2024/02/14 16:00
オカムラ食品工業
(2938)
2024年6月期連結本決算経常見通し上方修正。41.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】オカムラ食品工業<2938>が2月14日に発表した業績予想によると、2024年6月期本決算の経常損益は前回予想(1,775百万円)から上方修正され、41.1%減益の2,087百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは1,775百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202306 本 | 12 | 会社実績 | 2023/09/27 | 28,939 | 3,187 | 3,544 | 2,389 | |
202406 本 | 12 | 会社予想 | 2024/02/14 | 33,941 | 2,261 | 2,087 | 1,419 | |
202406 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/14 | 32,598 | 1,949 | 1,775 | 1,234 | |
202406 本 | 12 | コンセンサス | 2024/02/13 | 32,598 | 1,949 | 1,775 | 1,234 | |
202312 中 | 6 | 会社予想 | 2023/11/14 | -- | -- | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(1)連結業績予想の修正.. 全文を読む
(1)連結業績予想の修正 前期までの数年は、コロナ禍やウクライナ侵攻などに起因する需要と供給の一時的なアンバランスによりサーモン価格や魚卵価格が高騰し、在庫を有する企業は高い利益率を享受できる環境が生じていました。当社グループにおきましてもその恩恵を受け、2023年6月期は創業以来の最高益を計上した次第です。 一方、国内加工事業で取り扱う魚卵に関しては、魚卵価格が高騰しすぎた結果、前期後半からは相場や需給の調整局面に入る兆しが見えていました。さらには相場高騰局面で仕入れた高単価原材料の繰越もあったことから、前回発表数値については前期までの高い利益率も一旦落ち着くという想定の下、計画策定をいたしました。当期に入り、国内加工事業においては想定通り魚卵価格の調整は進み、販売価格は下落、第2四半期までの状況でも国内加工事業の利益率は前年同期比で大きく下がっています。しかしながら、原料仕入価格が想定以上に下落して原料の移動平均単価を押しさげた一方で、販売価格の下落は当初見込んでいたほどの下落幅とはなっていません。その結果、利益率は当初計画で想定したよりも高めで推移する状況となっています。 以上の状況を鑑み、加工事業における利益率は前期比で低下するものの、その低下の程度は当初計画からの見直しが必要と判断するに至っております。これらの結果、連結売上高は前回発表数値から1,342百万円増の33,941百万円、営業利益は312百万円増の2,261百万円、経常利益は312百万円増の2,087百万円となる見通しです。(2)個別業績予想の修正 修正の理由については、連結業績予想の修正理由と同様であるため、記載を省略します。| 閉じる