業績トピックス
2023/04/21 12:00
神栄
(3004)
2023年3月期連結本決算経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】神栄<3004>が4月21日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(1,050百万円)から上方修正され、1,340百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/13 | 37,686 | 721 | 634 | 474 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/04/21 | 39,892 | 1,375 | 1,340 | 949 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2023/01/31 | 40,000 | 1,130 | 1,050 | 600 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
通期連結業績につきましては、主に食品関連において、仕入コストの大幅な上昇に伴い段階的に行ってきた販売価格の調整による利益率の回復が想定より進んだことから、営.. 全文を読む
通期連結業績につきましては、主に食品関連において、仕入コストの大幅な上昇に伴い段階的に行ってきた販売価格の調整による利益率の回復が想定より進んだことから、営業利益・経常利益が前回予想を上回る見込みであります。また前述の改善要因に加え、当社の今後の業績見通し等を踏まえた繰延税金資産の回収可能性の検討により法人税等調整額が減少する見込みであるほか、米国におけるフイルムコンデンサの取引に関する民事訴訟が現時点において前回公表時の前提よりも進展せず、特別損失に計上する費用が想定を下回る見込みであることなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を大幅に上回る見込みであります。通期個別業績につきましては、食品関連の冷凍食品分野において、新型コロナウイルス感染症対策としての行動制限の緩和に伴い回復傾向にあった需要を取込むべく生産から物流管理にわたるサプライチェーンの安定化を図り、また仕入コスト上昇に伴う販売価格の段階的な調整を進めたことが寄与し、さらに物資関連において機械機器・金属製品分野で北米向けハードウエアや各種試験機の輸出が伸長したほか、防災関連分野で海外調査案件に係る計測機器類の輸出や現地での調査のための役務提供を進めたことなどから、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益が前期実績を上回る見込みであります。なお、関係会社からの受取配当金について、前期は通常配当に加え臨時的に400百万円を受領した一方で、当期においては通常配当のみの受領となったため、経常利益・当期純利益の増加額が営業利益と比べ少額となる見込みであります。| 閉じる