業績トピックス
2022/01/14 15:01
クロスプラス
(3320)
2022年1月期連結本決算経常見通し下方修正、赤字予想に。
【業績予想/決算速報】クロスプラス<3320>が1月14日に発表した業績予想によると、2022年1月期本決算の経常損益は前回予想(800百万円)から下方修正され、1,300百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202101 本 | 12 | 会社実績 | 2021/03/12 | 64,002 | 2,148 | 2,530 | 2,001 | |
202201 本 | 12 | 会社予想 | 2022/01/14 | 59,000 | -1,600 | -1,300 | -1,650 | |
202201 本 | 12 | 従来予想 | 2021/12/10 | 60,000 | 600 | 800 | 700 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスのワクチン接種は進んでいるものの、ブレークスルー感染の増加や、変異株による第6波も懸念され、本格的な消費動向の回復は見通しづらい状況です。 売上高は、アパレル小売において店舗販売に回復がみられるものの、アパレル卸売において海外生産国での新型コロナウイルス感染症拡大による生産遅延の影響や海上輸送の遅れに伴い、秋冬物の短納期生産の販売が減少しました。また、ファッションマスク等の非衣料品販売が、政府や自治体からの不織布マスクの推奨の影響も受けて想定を下回り、2021年9月3日の発表予想から1,000百万円減少する見込みとなりました。 利益面では、上記売上高の減収要因の他、原材料費の高騰や海上運賃の値上げ、アセアンから中国へ生産国を変更したこと等により仕入原価が上昇し、売上総利益率が低下したこと等により、営業利益において700百万円減少の影響を受けることとなりました。加えて、非衣料品において、想定していた販売計画を下回っている棚卸資産のうち、正常な営業循環を逸脱するものと判断された対象の棚卸資産を1,500百万円程度評価減することとなりました。その結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益に関してもそれぞれ計画を下回る見込みとなりました。| 閉じる