業績トピックス
2022/11/11 16:01
北日本紡績
(3409)
2023年3月期連結中間決算、経常見通し下方修正、赤字幅拡大。
【業績予想/決算速報】北日本紡績<3409>が11月11日に発表した業績予想によると、2023年3月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(-13百万円)より赤字幅が拡大し、66百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/16 | 830 | -140 | -129 | -128 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/08/15 | 1,383 | 4 | 21 | 14 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/11/11 | 551 | -81 | -66 | -89 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/08/15 | 581 | -18 | -13 | -16 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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2022年3月期第2四半期連結累計期間の業績につきましては、主力であるアラミド繊維について需給好転の流れが継続しており、自動車関連向け紡績糸を主体に強い引き合いが続いたことから、紡績事業においてはほぼ計画と同水準の売上高を達成するとともに、テキスタイル事業につきましても、新型コロナウイルス感染者の減少傾向に伴い、得意先からの商品の前倒し受注が得られたことで、計画を超える売上高を達成する見込みとなりました。一方で、ヘルスケア事業におきましては、上記「1.特別損失(減損損失)の計上について」に記載のとおり不織布マスク販売と生産の停滞、株式会社中部薬品工業の既存製品の販売不調の影響、及びリサイクル事業におきましては、一時的な生産設備の不具合を受け、計画から大幅な生産量減少となった影響により、売上高の予想が前回発表を下回る見込みとなりました。 利益面では、上記の売上高の減少に加え、先般の資源高騰に伴う事業全体のコスト上昇により売上原価が増大したこと、前事業年度からの事業規模の拡大に伴い支払報酬や人件費をはじめとする諸管理費用が計画以上に増加し、販売費および一般管理費が予想を上回ったことで、営業利益、経常利益ともに、前回発表予想を下回る見込みとなりました。 さらに、「1.特別損失(減損損失)の計上について」に記載のとおり、ヘルスケア事業にて特別損失を計上したことで親会社株主に帰属する四半期純利益も前回発表を下回る見込みとなりました。 なお、2023年3月期通期の業績予想につきましては、現時点では、最新の業績動向を踏まえ影響を精査中であり、業績予想を見直す必要が生じた場合には速やかに開示する予定です。| 閉じる