業績トピックス
2023/08/10 16:30
ウイルプラスH
(3538)
2023年6月期連結本決算経常見通し下方修正。18.3%減益を予想。
【業績予想/決算速報】ウイルプラスホールディングス<3538>が8月10日に発表した業績予想によると、2023年6月期本決算の経常損益は前回予想(2,686百万円)から下方修正され、18.3%減益の1,943百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは2,617百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202206 本 | 12 | 会社実績 | 2022/08/12 | 39,696 | 2,366 | 2,377 | 1,550 | |
202306 本 | 12 | 会社予想 | 2023/08/10 | 44,115 | 1,867 | 1,943 | 1,302 | |
202306 本 | 12 | 従来予想 | 2023/05/11 | 44,363 | 2,687 | 2,686 | 1,750 | |
202306 本 | 12 | コンセンサス | 2023/08/09 | 43,500 | 2,537 | 2,617 | 1,705 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
当社取り扱いブランドの一部におきまして、半導体不足による自動車生産の停滞が期初の想定以上に長引き、新車販売台数は期初予想を大きく下回りました。その一方で、資.. 全文を読む
当社取り扱いブランドの一部におきまして、半導体不足による自動車生産の停滞が期初の想定以上に長引き、新車販売台数は期初予想を大きく下回りました。その一方で、資材価格の高騰や円安の影響により、相次いで車輛販売価格改訂が実施されたこと等により、車輛売上単価は期初想定を上回ったため、売上高につきましては、僅かに期初予想を下回りました。利益面では、新車販売台数の未達に伴う販売奨励金の低下や、期末に向けて中古車市場価格が正常化してきたことから、期末中古車在庫に市場価格を反映させるため中古車在庫の評価損を計上したこと等により、売上総利益は期初予想を下回りました。また想定を大きく上回る車輛単価の上昇は、社用車(主にデモカー)の減価償却費の増加をもたらし、販売管理費が期初予想を超えた一つの要因となり、中長期戦略推進のための投資や昨年12月に実施したインフレ特別手当の実施も販売管理費を押し上げる要因になりました。これらの結果、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を大きく下回る見通しです。一方で、ストック型ビジネスである車輛整備及び保険代理店事業につきましては、堅調に推移いたしました。尚、配当予想につきましては、中長期株主還元戦略の下、「適正資本の維持」及び「中長期的に ROE15%達成」目標に則り、期末配当予想は、修正いたしません。| 閉じる