業績トピックス
2022/02/10 15:01
フライトSOL
(3753)
2022年3月期連結本決算経常見通し下方修正。損益トントンを予想。
【業績予想/決算速報】フライトホールディングス<3753>が2月10日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(250百万円)から下方修正され、損益トントンの水準になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/20 | 3,404 | -269 | -275 | -282 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/02/10 | 3,200 | 20 | 0 | 0 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2021/11/12 | 3,900 | 280 | 250 | 210 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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サービス事業において、電子決済ソリューション「Incredist」シリーズに関し、自動車メーカ等にも影響を与えている世界的な半導体不足の影響を受け、既存顧客の追加導入への対応を優先し、新規顧客向けの受注を控えたこと、無人精算機向けの「VP6800」について、1台当たりの設置工事が思いのほか時間を要し、需要は旺盛な中、計画値ほどの出荷・設置ができなかったこと、また、「Incredist Trinity」に関して、電子マネーに関する検定機関が混み合っており検定が進まず、クレジットカードしか使わないお客様にしか販売できなかったこと、並びに、ECソリューション事業において、大型開発案件の開発スケジュールが遅延し、受注損失引当金を計上したこと等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を下回る見通しとなりました。<新年度以降の見通し> 新年度に向けては、まだしばらく半導体不足による市場の混乱は続く見込みゆえ、ハードウェア製造に依存しないビジネスであるAndroid携帯を活用した決済ソリューション「Tapion」をしっかり立ち上げて行く予定です。 「Tapion」に類似したサービスとして、米国内だけのサービスですが、Apple社もiPhoneを使ってクレジットカードのタッチ決済に参入することを発表しております。これは当社にとっては逆風ではなく、スマートフォンを活用したクレジットカードのタッチ決済の市場が大きく盛り上がるチャンスととらえています。 また、加盟店から決済手数料を得られる包括加盟店のビジネスもさらに大きく広げて行く予定です。 この2つのソリューションにより、半導体不足の混乱の影響を最小限に抑え、事業を前に進めてまいります。 なお「Tapion」については開発は完了しておりますが、日本初のソリューションゆえ、関係各所との調整に時間が掛かっており、サービスインは新年度の第2四半期になる見込みです。※ 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報により作成したもので、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる