業績トピックス
2022/11/11 17:30
アルファクスFS
(3814)
2022年9月期単体本決算経常見通し。赤字拡大を予想。
【業績予想/決算速報】アルファクス・フード・システム<3814>が11月11日に発表した業績予想によると、2022年9月期本決算の経常損益は前年よりも赤字幅が拡大し494百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202109 本 | 12 | 会社実績 | 2021/11/12 | 1,573 | -178 | -264 | -272 | |
202209 本 | 12 | 会社予想 | 2022/11/11 | 1,336 | -456 | -494 | -539 | |
202209 本 | 12 | 従来予想 | 2022/10/28 | 1,336 | -- | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
2022 年10 月28.. 全文を読む
2022 年10 月28 日公表しましたとおり、当社の主要顧客である外食企業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で厳しい経営状況が続いております。当社の営業活動もコロナ禍の影響を受け、営業利益は前回予想比△600 百万円の△456 百万円、経常利益は、前回予想比△593 百万円の△494 百万円を予想しております。また、ソフトウェアについて特別損失(減損損失38 百万円)を計上したことにより、前回予想を下回る当期純損失539 百万円を見込んでおり、2022 年5月12日 に公表いたしました通期の個別業績予想値を修正することといたしました。売上減少の理由は、全ての周辺機器の制御機器にあたるPOS システム機器「FOODα4000」の半導体不足による度重なる当社への納品遅延により、POS システム機器「FOODα4000」および連携するテイクアウト自動精算機「テイクショット」などの周辺機器も顧客への納品が2022 年9月期において実施できなかったため、当該製品の売上計上が遅れる見込みとなりました。これらの売上減少とコロナ禍による月額収入の値引きや円安による仕入原価の高騰、在庫評価減として192 百万円を計上したことにより、減収減益となりました。さらに、コロナ禍においても受注が好調な、配膳・除菌AIロボットの発注及び納品についても同様に、上海のロックダウンによる、ハードウェア仕様変更と輸送の大幅な遅れ、半導体不足などの影響もあり、当該ロボット製品販売の在庫確保が進まず、売上計上が大幅に遅れたことにより、売上高が、大幅に予想を下回る見込みとなりました。なお、2023 年9月期につきましては、当社POS システム「FOODα4000」POS システム機器は2022年11月頃から当社への入荷が始まる予定ですが、現在ご注文をいただいている台数は、当社入荷台数より上回っているため、今後の更なる有事の対応を考慮し、どこからでも調達出来るWindowsPCにおいても「FOODα4000」POS システム機器と同等の機能を備えられるソフトウェア対応をした、「FOODα4100」(「FOODα4100 の発売開始のお知らせ」2022 年10 月19 日リリース)を発売開始いたしました。また、コロナ禍においても売上/粗利が確保できる、配膳・除菌AIロボットや除菌ゲート (ウィルスゲート・ショット)につきましては、2022 年8月から納品されており回復基調にあります。外食業界以外の工場やドラッグストア、学習塾チェーンなどからの受注・引き合いが伸びていることから、外食業界以外への販売網拡大および調達方法・生産体制の見直しなどによる製品確保の改善の推進をより一層強化することで、収益力の増加に努めてまいります。上記の業績予想は、本資料発表現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は予想数値と異なる場合があります。また、今後も業績の推移に応じて修正が必要と判断される場合には、速やかに公表いたします。■特別損失の計上について当社は、当社のソフトウェア等について、当初計画に対して将来の収益見込み等を保守的に勘案した結果、 「固定資産の減損会計に係る会計基準」に基づき減損処理を行い、特別損失(減損損失)38百万円 を計上する見込みとなりました。| 閉じる