業績トピックス
2025/09/22 15:30
モビルス
(4370)
2025年8月期連結本決算、経常見通し上方修正、黒字予想に。
【業績予想/決算速報】モビルス<4370>が9月22日に発表した業績予想によると、2025年8月期本決算の経常損益は前回の赤字予想(-6百万円)から黒字予想に上方修正され、82百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは80百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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202508 本 | 12 | 会社予想 | 2025/09/22 | 1,854 | 92 | 82 | 98 |
202508 本 | 12 | 従来予想 | 2025/07/11 | 1,969 | 0 | -6 | -5 | |
202508 本 | 12 | コンセンサス | 2025/09/19 | 1,850 | 90 | 80 | 80 | |
202508 Q4 | 3 | コンセンサス | 2025/09/19 | 530 | 46 | 42 | 38 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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売上高について、SaaSサービスにおいては見込み通りの進捗となる一方で、プロフェッショナルサービスのカスタマイズにおいて新規案件の売上計上の遅れが生じたため、売上見通しを引き下げ、前回発表予想と比べ 115百万円減少し、1,854百万円となる見通しです。見込み案件の大型化に伴い案件の創出から受注まで、また受注から課金までのリードタイムが長期化していることが要因であり、2026年8月期においてこれまでに創出した案件パイプラインからの受注獲得・売上計上を目指します。 営業利益および経常利益について、AIエージェント市場の急速な盛り上がりを受けて連結子会社vottiaでの人材採用等の先行投資が当初想定を上回り進捗した一方で、連結での通期営業黒字の達成に向けて以下の取り組みを始めとしたコスト削減施策を全社で推進いたしました。・外部システムの利用コストの削減・非開発部門の生産性改善による人件費増の抑制・期中での人材採用タイミングの後ろ倒し・リファラル採用推進による採用費の抑制 これらのコスト削減施策を含めたコストコントロールの結果、前回発表予想と比べ営業利益は92百万円増加し92百万円、経常利益は88百万円増加し82百万円となる見通しです。 親会社株主に帰属する当期純利益について、経常利益の増加に加え、当社が 50%の持分を有する連結子会社vottiaにて先行投資により赤字業績となっており、当社が有さない持分に相当する損失が非支配株主に帰属する当期純損益へ配分された結果、当社の親会社株主に帰属する当期純利益にプラスとなり、前回発表予想と比べ103百万円増加し、98百万円となる見通しです。 2025年8月期の取り組みを通じて採算性の改善と投資余力の拡大を実現するに至りました。今後は、引き続き採算性を意識しながらも更なる事業拡大に向けた取り組みを加速してまいります。特にコンタクトセンター領域における AIエージェントの活用に対して市場の注目も集まり想定以上の引き合いが見られる中で、連結子会社vottiaの早期事業拡大に向けて積極的な投資を推進いたします。(連結業績予想について) 上記の連結業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。| 閉じる
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