業績トピックス
2022/09/16 15:00
チームスピリット
(4397)
2022年8月期連結本決算経常見通し上方修正、赤字幅縮小。
【業績予想/決算速報】チームスピリット<4397>が9月16日に発表した業績予想によると、2022年8月期本決算の経常損益は前回予想(-200百万円)より赤字幅が減少し、126百万円の赤字になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは-163百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202108 本 | 12 | 会社実績 | 2021/10/13 | 2,896 | 169 | 174 | 122 | |
202208 本 | 12 | 会社予想 | 2022/09/16 | 3,261 | -118 | -126 | -90 | |
202208 本 | 12 | 従来予想 | 2022/07/13 | 3,300 | -200 | -200 | -140 | |
202208 本 | 12 | コンセンサス | 2022/09/15 | 3,307 | -175 | -163 | -110 | |
202208 Q4 | 3 | コンセンサス | 2022/09/15 | 869 | -118 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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売上高は、プロフェッショナルサービス売上(※1)が計画に届かず、予想レンジを若干下回り着地する見通しです。主な要因は、複数のエンタープライズ企業(※2)からの新規受注が下半期に偏ったことで、新規導入プロジェクトが後ろ倒しとなり、スポットサポート売上が計画対比で未達となりました。また、スモール企業(※3)の新規導入社数が年間を通して低調に推移し、初期導入費用を含むその他売上が計画に対し未達となりました。なお、ライセンス売上は当初計画の範囲で着地する見通しです。 営業利益及び経常利益は、計画通りマーケティング活動や製品開発に積極的な投資を行いましたが、上半期の採用が低調であったため人件費が年間計画に対し抑制され、予想レンジを上回り着地する見通しです。なお、下半期は計画通りに採用が進捗しており、年間ベースでの人員計画は概ね目標を達成できる見通しです。親会社株主に帰属する当期純利益も、法人税の税額控除が適用されるため予想レンジを上回る見通しです。2023年8月期の投資方針について 当社は、2021 年3月にエンタープライズ企業をターゲットにした「TeamSpirit EX」を本格ローンチし、「エンタープライズ市場開拓戦略」を成長戦略の柱に据えて、製品開発、マーケティング、営業の各領域に積極的な投資を行ってまいりました。2022年8月期は、同戦略を加速させるため、「TeamSpirit EX」の開発投資を大幅に拡大し、製品の機能強化を進めてまいりました。その結果、複数のエンタープライズ企業で「TeamSpirit EX」の新規受注を獲得することができました。 当社は引き続き、この「エンタープライズ市場開拓戦略」を成功させることが中長期的な企業価値の向上に資すると考えており、2023 年8月期も製品強化、営業・サポート力強化のために、積極投資を継続していく方針です。これらの詳細については、2022年10 月13 日の決算発表にてご説明させていただきます。(※1)スポットサポート売上(新規導入支援等のスポット支援)、プレミアサポート売上(年間契約の有償サポート)、その他売上(初期導入費用等)から構成(※2)従業員が1,000名以上の企業(※3)従業員が99名以下の企業(業績等の予想に関する注意事項) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいております。実際の業績は、今後様々な要因により異なる結果となる可能性があることをご承知おきください。| 閉じる