業績トピックス
2022/04/27 16:00
中京医薬品
(4558)
2022年3月期単体本決算経常見通し下方修正。64.7%減益を予想。
【業績予想/決算速報】中京医薬品<4558>が4月27日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(240百万円)から下方修正され、64.7%減益の84百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/14 | 5,827 | 225 | 238 | 94 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/04/27 | 5,356 | 64 | 84 | 33 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2022/02/04 | 5,800 | 230 | 240 | 120 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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2022年3月期通期の業績予想の修正につきまして、家庭医薬品等販売事業の小売部門におきましては、事業基盤の強化として配置薬などの委託販売を推進することにより安定した収益基盤の確立に取り組みました。また成長戦略として、つくば営業所や佐賀営業所の新規出店をして顧客基盤の拡大に努めました。更に健康関連商品や新型コロナウイルス感染拡大による衛生関連商品を新しく投入しました。しかしながら、営業社員の不足やお客様の予防意識の高まりにより、風邪薬等の利用の減少も相まって減収となりました。 今後は積極的な採用活動と共にお客様とのふれあいの強みを活かして更なる新しいサービスや価値創造に注力してまいります。 家庭医薬品等販売事業の卸売部門におきましては、感染予防の意識が高まったものの、店頭における除菌・アルコール商品やマスク等の市場は過剰在庫による乱売の煽りを受けて、余儀なく減収となりました。 今後は市場動向を見据えながら新型コロナウイルス禍における経済社会の環境変化をタイムリーに即応するよう努めてまいります。 売水事業部門におきましては、愛知県東部に豊川ウォーターショップを開設しましたが、経費が先行することになりました。引き続き新規顧客の開拓並びに他企業との事業提携やOEM製造、受注の拡充を図ります。 また先々安定した需要が見込まれる新型コロナウイルスの関連商品の製造販売も一層強化してまいります。 その結果、売上高は当初予測を下回る7.6%減の5,356百万円となり、加えて原材料や物流コストなどの燃料費の高騰も影響し、営業利益は72.1%減の64百万円、経常利益は65.0%減の84百万円となる見込みであります。当期純利益は保険の解約に伴い特別利益11百万円が発生し、72.5%減の33百万円となる見込みであります。(注)業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想値と異なる場合があります。| 閉じる