業績トピックス
2022/12/14 15:30
カルナバイオS
(4572)
2022年12月期連結本決算経常見通し上方修正、赤字幅縮小。
【業績予想/決算速報】カルナバイオサイエンス<4572>が12月14日に発表した業績予想によると、2022年12月期本決算の経常損益は前回予想(-1,685百万円)より赤字幅が減少し、1,451百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202112 本 | 12 | 会社実績 | 2022/02/10 | 2,017 | -531 | -522 | -534 | |
202212 本 | 12 | 会社予想 | 2022/12/14 | 1,363 | -1,451 | -1,451 | -1,513 | |
202212 本 | 12 | 従来予想 | 2022/11/07 | 1,186 | -1,672 | -1,685 | -1,740 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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創薬支援事業における売上が米国および中国を中心に好調に推移しており、前回公表の通期連結売上高予想を上回る見込みとなりました。米国ではバイオベンチャーからのキナーゼタンパク質の需要が高く、米ドル建ての売上が計画を上回って推移しています。中国においてもキナーゼタンパク質の販売が好調に推移し、計画を上回る売上となる見込みです。日本、欧州の売上はほぼ計画どおりとなる見込みであり、創薬支援事業の売上高は前年同期比21.1%増の1,077百万円(前回公表予想比 176百万円増、同19.6%増)になると予想しております。 創薬事業においては、本年2月に米国フレッシュ・トラックス・セラピューティクス社(旧社名 ブリッケル・バイオテック社)にSTINGアンタゴニストを導出したことに伴い契約一時金2百万ドル(227百万円)を受領し、また3月にBTK阻害剤AS-1763の中華圏における開発・商業化に関する権利を導出している中国バイオノバ・ファーマシューティカルズ社からマイルストーン・ペイメント50万ドル(58百万円)を受領しております。創薬事業の売上高は286百万円となる見込みで、前回公表予想から変更ありません。 研究開発費は2,046百万円(前回公表予想比 120百万円減、同5.5%減)となる見込みであり、営業損失は1,451百万円(前回公表予想から220百万円の損失縮小)を計画しています。以上の売上高および営業損失の予想に営業外損益の影響を考慮し、経常損失は1,451百万円(前回公表予想比234百万円の損失縮小)、親会社株主に帰属する当期純損失は1,513百万円(前回公表予想比227百万円の損失縮小)となる見込みです。※本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び本資料の発表日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる