業績トピックス
2023/12/14 15:30
DWT研究所
(4576)
2023年12月期連結本決算経常見通し上方修正、赤字幅縮小。
【業績予想/決算速報】デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>が12月14日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前回予想(-1,410百万円)より赤字幅が減少し、850百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202212 本 | 12 | 会社実績 | 2023/02/13 | 448 | -305 | -295 | -429 | |
202312 本 | 12 | 会社予想 | 2023/12/14 | 410 | -850 | -850 | -870 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/10 | 400 | -1,400 | -1,410 | -1,390 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(連結業績予想) 売上高につきましては、眼科手術補助剤「DW-1002」の欧州・米国等のロイヤリティ収入が好調であることによる増加です。.. 全文を読む
(連結業績予想) 売上高につきましては、眼科手術補助剤「DW-1002」の欧州・米国等のロイヤリティ収入が好調であることによる増加です。 一方、費用につきましては、研究開発費の総額が、期初予想1,500百万円から500百万円程度の減少を見込んでいることにより当初予想に対して大幅に縮小する見込みです。 なお、研究開発費の主な減少要因は、緑内障治療剤「H-1337」の米国後期第2相臨床試験の開始が当初計画から半年程度遅れたこと及び神経疼痛治療薬「DW-5LBT」の承認取得が年内に見込めないことにより支払マイルストーンが発生しないためです。 また、親会社株主に帰属する当期純利益については、特別損失を計上しておりますが、費用の縮小が大きいことから、当期業績予想を上方修正いたします。 特別損失の内容は次のとおりです。 (1)投資有価証券評価損、貸倒引当金繰入額 当社の出資先である投資有価証券の一部について、財政状態や今後の業績見通しを踏まえて検討した結果、減損処理による投資有価証券評価損12,992千円及び貸倒引当金繰入額11,772千円を計上することといたしました。 (2)固定資産の減損損失 当社の連結子会社である日本革新創薬株式会社の保有する固定資産について、同社の今後の業績見通しを勘案し、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき評価した結果、減損損失6,146千円を計上することといたしました。(個別業績予想) 売上高、経常利益の上方修正については上記連結業績予想の修正理由と同じ理由になります。当期純利益については、上記(1)の特別損失に加えて、当社の連結子会社である日本革新創薬株式会社の株式について、同社の今後の業績見通しを勘案し、「金融商品に関する会計基準」に基づき評価した結果、関係会社株式評価損99,278千円を計上することといたしました。 なお、個別決算で計上されるこの特別損失は連結決算では消去されるため、連結業績に与える影響はありません。(注)上記予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。| 閉じる