業績トピックス
2023/12/15 15:00
オンコリスバイオ
(4588)
2023年12月期単体本決算経常見通し。赤字拡大を予想。
【業績予想/決算速報】オンコリスバイオファーマ<4588>が12月15日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前年よりも赤字幅が拡大し1,775百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202212 本 | 12 | 会社実績 | 2023/02/10 | 976 | -1,204 | -1,163 | -1,148 | |
202312 本 | 12 | 会社予想 | 2023/12/15 | 63 | -1,806 | -1,775 | -1,777 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/10 | -- | -- | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
2023年12月期累計期間(2023年1月1日~2023年12月31日)は、業績に与える未確定な要素が多いことから、業績予想につきましては適性かつ合理的な数.. 全文を読む
2023年12月期累計期間(2023年1月1日~2023年12月31日)は、業績に与える未確定な要素が多いことから、業績予想につきましては適性かつ合理的な数値の算出が困難な状況と考えており、開示を控えていました。しかしながら、当社が現在交渉中のテロメライシンの国内販売提携先との契約締結に向けた状況などを考慮すると、2023年内の契約締結並びに契約締結に関連する売上高が発生する蓋然性が低下したため、既に開示しています業績予想を非開示から修正し、2023年12月期売上高として63百万円(百万円未満切捨て。以下同様)を見込みます。前年同期は976百万円の売上高を計上していましたが、中外製薬株式会社からのテロメライシン製法開発協力金収入などが消滅したため、2023年12月期売上高は減少しました。なお、テロメライシンの国内販売提携先との交渉は継続しており、現在2024年第1四半期の契約締結に向けて交渉を進めています。また、利益面につきましては、上記の売上高の減少に伴い売上総利益が前年同期の338百万円から30百万円へ減少する見込みです。さらに、2023年12月期は、テロメライシンの商用製造に向けた製法開発や2023年10月に高い局所奏効率を示すトップラインデータを公表した食道がんPhase2臨床試験など積極的な研究開発活動を進めました。そのため、研究開発費は、前年同期の947百万円から1,224百万円へ増加する見込みであり、研究開発費を含んだ販売費及び一般管理費は前年同期の1,542百万円から1,836百万円へ増加する見通しです。その結果、2023年12月期の業績予想を非開示から修正し、営業損失を1,806百万円、経常損失1,775百万円、当期純損失1,777百万円と見込みます。なお、2023年12月期通期決算は、2024年2月9日に発表を予定しています。また、定時株主総会は2024年3月28日に開催する計画です。| 閉じる