業績トピックス
2023/01/27 15:30
SBIGAM
(4765)
2023年3月期連結本決算経常見通し。4%増益を予想。
【業績予想/決算速報】モーニングスター<4765>が1月27日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は4%増益の2,500百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/04/26 | 8,123 | 2,129 | 2,403 | 1,454 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/01/27 | 9,000 | 2,150 | 2,500 | 5,700 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
2.業績予想の理由本日開示いたしました「Morningstar... 全文を読む
2.業績予想の理由本日開示いたしました「Morningstar. Inc.とのライセンス契約終了に伴う「モーニングスター」ブランドの返還と対価80億円の受領と特別利益計上のお知らせ」のとおり、当社は、Morningstar. Incとの間のライセンシング・アグリーメントを終了して、『モーニングスター』ブランドを、対価80億円でモーニングスター・インクに返還することとなりました。これにより、親会社株主に帰属する当期純利益が前期に比べて30%以上増益となることが確実となりましたので、業績予想を開示いたします。3.特別利益の計上について前述「2. 業績予想の修正の理由」のとおり、『モーニングスター』ブランド返還による80億円の受領に伴う収益が計上されます。長期前払費用に計上しているロイヤルティの未償却残高の除却、上記の一連の取引に係る弁護士費用その他のアドバイザリー費用、商標・ロゴ等のコンテンツの変更に要する費用、本組織再編に要する費用等を差し引いた7,940百万円程度の特別利益が計上される見込です。4.特別損失の計上について財政状況の健全化のために、以下の資産の売却損の計上、減損処理、除却処分などをすることで、2023年3月末までに、特別損失が1,380百万円生じる見込み(注)です。(1) 保有する投資有価証券の売却損の計上2023年3月末までに、保有する投資有価証券を売却し、4,045百万円(注)の売却収入を得る予定です。それに伴い投資有価証券の売却損が生じる見込です。(2) 「のれん」の減損処理イー・アドバイザー株式会社が計上している「のれん」の一部を、連結資産を健全化するために、現時点における収益性を反映した金額まで減損処理いたします。(注) 2022年3月31日までに、投資有価証券を売却した時点の売却損などで、特別損失を計上するため、金額は未確定です。2022年12月31日時点の見込額を記載しています。5. 財政状態の大幅向上について(1) 利益剰余金の増加について2023年3月期に、親会社株主に帰属する当期純利益が57億円計上されることにより、2023年3月期末の連結利益剰余金は86億円になると見込まれ、2022年3月期末比約2倍に増加いたします。単体の利益剰余金も同様に大幅に増加しますので、株主の皆様への株主還元の原資が大幅に増加することになります。(2) 現金預金の増加について前述「2. 業績予想の修正の理由」のとおり、『モーニングスター』ブランド返還による80億円を受領し、前述「4. 特別損失の計上について(1)保有する投資有価証券の売却損の計上」のとおり、約40億円の投資有価証券の売却収入が見込まれます。これらにより、約120億円の現金預金が増加いたしますので、2023年3月期末(2023年3月31日)の現金預金は150億円程度になると見込まれ、2022年12月末の24億円から約6.3倍に増加し、総資産の68%程度が現金預金となる見込みです。この潤沢な資金を用いて、次期(2024年3月期)以降に、M&Aやシステム投資など、事業規模拡大の施策を図っていきたいと考えております。特に、アセットマネジメント事業の強化を図るために、国内外のアセットマネジメント会社の買収および業務提携に積極的に資金を活用し、併せて、SBIグループの有するフィンテック、AIやブロックチェーンなどの技術に投資を行い、一層の企業価値拡大に務めてまいります。(連結経常利益の推移、親会社株主に帰属する当期純利益の推移 次ページ参照)| 閉じる