業績トピックス
2022/10/04 16:00
アイビー化粧品
(4918)
2023年3月期単体本決算経常見通し下方修正。97.5%増益を予想。
【業績予想/決算速報】アイビー化粧品<4918>が10月4日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(250百万円)から下方修正され、97.5%増益の160百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(33百万円)から下方修正され、155百万円の赤字となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/12 | 3,534 | 83 | 81 | 40 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2022/10/04 | 3,450 | 170 | 160 | 120 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/08/05 | 3,700 | 275 | 250 | 200 | |
202209 中 | 6 | 会社予想 | 2022/10/04 | 1,386 | -150 | -155 | -150 | |
202209 中 | 6 | 従来予想 | 2022/08/05 | 1,750 | 46 | 33 | 20 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
当第2四半期累計期間におきましては、、新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るいました。一方、オミクロン株の特性上、重症化率等が低減したことから、次第に.. 全文を読む
当第2四半期累計期間におきましては、、新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るいました。一方、オミクロン株の特性上、重症化率等が低減したことから、次第に社会活動全般は正常化に向かう動きとなりました。そういった中で、当社は令和4年5月に「創立45周年式典」を開催し、また令和4年7月初旬には「全国販社長会議」を開催するまでになり、ウィズコロナ時代に向けて、制限していた企業活動を次第に動かし始めました。しかしながら、当社主力製品である浸透美活液「レッドパワー セラム」の受注活動を行う令和4年7月中旬から9月にかけては、新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るい続けたことから、当社が主催する研修開催を延期等をせざるええない状況が続き、営業活動を十分に行うことが出来ませんでした。また、ここ数年の新型コロナウイルス感染症流行の影響もあり、新しい販売員の増設が低調に推移したことから、レギュラー製品の受注活動も大苦戦致しました。一方、新製品の育毛剤「ステムシグナル」(医薬部外品)については、予算を超える受注があったものの、強化製品「レッドパワー セラム」およびレギュラー製品(強化製品および新製品以外の製品)の苦戦を補うまでには至りませんでhした。上記状況により、当第2四半期累計期間において、強化製品「レッドパワー セラム」の受注は、約17千セット(目標30千セット)となりました。また、レギュラー製品については、上代金額(小売価格ベースの売上)で約1,813百万円と例年の約半分程度となりました。原価については、原油を始めとする資源価額の高騰と、為替の円安により、当社が調達する原料・資材価額が上昇してきております。早期に調達することにより、ある程度原料・資材価額の上昇を抑えることは出来ておりますが、製造原価率は少し高めに推移しました。経費においては、創立45周年式典開催や各種会議開催等により経費が増加した科目もあります。また、退職給付費用については、相場全体の低迷の影響を受けやすいことから、委託先の運用悪化が影響すると見込んでおります。ただ、全体としては経費節減効果により、前第2四半期累計期間と比較して、ほぼ同水準に抑制することが出来ましたと考えております。以上の結果、当第2四半期累計期間の業績予想につきましては、売上高予想について前回発表予想の1,750百万円を1,386百万円に、修正致します。また、営業損益は前回発表予想の46百万円を▲150百万円に、経常損益は前回発表予想の33百万円を▲155百万円に修正致します。また、当第2四半期累計期間の成績を踏まえ、課税所得見通しを変更する可能性があることから、四半期純損益については前回発表予想の20百万円を▲150百万円に修正致します。通期見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の第7波が終息に向かいつつあることから、売上高については回復に向かうと考えております。ただ、第2四半期累計期間の成績を踏まえ、売上高予想について前回発表予想の3,700百万円を3,450百万円に修正致します。利益については、原材料価額の上昇により売上原価率が上昇す一方、さらに踏み込んで経費削減に努める方針であり、その効果は下期により強く現れると考えております。以上により、営業損益は前回発表予想の275百万円を170百万円に、経常損益は前回発表予想の250百万円を160百万円に、当期純損益は前回発表予想の200百万円を120百万円に修正致します。(注1)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。(注2)1株当たり四半期純損益または1株当たり当期純損益の計算は、第3回新株予約権の権利行使およびESOP(株式交付制度)の付与による影響を加味し、普通株式の期中平均株式数を計算しております。また、四半期純損益または当期純損益からA種優先配当の会計期間に係る支払想定額を控除しております。| 閉じる