業績トピックス
2023/05/10 16:00
アイビー化粧品
(4918)
2023年3月期単体本決算経常見通し上方修正、赤字幅縮小。
【業績予想/決算速報】アイビー化粧品<4918>が5月10日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(-110百万円)より赤字幅が減少し、21百万円の赤字になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/12 | 3,534 | 83 | 81 | 40 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/05/10 | 2,942 | -18 | -21 | -384 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2023/02/09 | 3,100 | -100 | -110 | -150 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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令和5年3月期につきましては、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株が猛威をふるいましたが、比較的重症化する人が少なかったこともあり、その影響は徐々に緩やかになっていきました。しかしながら、当社が行っている各種研修については、まだまだ従前のように開催するまでには至らず、新規販売員の増設、新規顧客の獲得は不調に推移しました。 当社の売上の中核を構成しているスキンケアについては、浸透美活液「レッドパワー セラム」は、目標30,000セットに対し、18,114セットの受注にとどまりました。「ホワイト パワー セラム」につきましても、目標30,000セットに対し、22,341セットの受注にとどまりました。また、例年9月と3月は、比較的売上の多い月ですが、受注が振るわず、それ以外のレギュラースキンケアは大不調で推移し、スキンケア全体の売上高は2,047百万円(対前事業年度比19.9%減)となりました。 売上原価については、原料・資材価格の高騰はありましたが、比較的早めに仕入の手立てを打ったっこと、廃棄損を少なくする手立てを打ったこともあり、売上原価率は28.2%(前事業年度31.4%)と想定よりも低くなりました。 販売費及び一般管理費については、年度を通じて経費節減に努めました。また、退職給付引当金や貸倒引当金などの見積費用がそれぞれプラスの方向に振れたことで、販売費及び一般管理費は2,129百万円(対前事業年度比9.0%減)となりました。 その結果、令和5年2月9日に開示しました令和5年3月期の通期予想につきまして、売上高予想3,100百万円を2,942百万円に、営業損益予想▲100百万円を▲18百万円に、経常損益予想▲110百万円を▲21百万円に修正いたします。 また、直近数年間、当社の経営計画と実績の乖離が大きいことから、将来における課税所得見通しを極めて保守的に見積りました。その結果、繰延税金資産を全額取り崩したため、当期純損益予想▲150百万円を▲384百万円に修正致します。(注1)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。(注2)1株当たり当期純損益の計算は、第3回新株予約権の権利行使およびESOP(株式交付制度)の付与による影響を加味し、普通株式の期中平均株式数を計算しております。また、当期純損益からA種優先配当の会計期間に係る支払想定額を控除しております。(注3)繰延税金資産を取り崩すにあたり使用している課税所得見通しについては、極めて保守的に見積もったものであり、当社が計画している中期経営計画の数値とは異なります。 | 閉じる