業績トピックス
2025/09/24 17:00
日本精鉱
(5729)
2026年3月期連結本決算経常見通し上方修正。47.3%増益を予想。
【業績予想/決算速報】日本精鉱<5729>が9月24日に発表した業績予想によると、2026年3月期本決算の経常損益は前回予想(3,290百万円)から上方修正され、47.3%増益の5,200百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202503 本 | 12 | 会社実績 | 2025/05/13 | 25,179 | 3,598 | 3,531 | 2,456 | |
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202603 本 | 12 | 会社予想 | 2025/09/24 | 40,200 | 5,300 | 5,200 | 3,550 |
202603 本 | 12 | 従来予想 | 2025/08/01 | 34,900 | 3,380 | 3,290 | 2,250 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
アンチモン事業の主要製品である三酸化アンチモンはアンチモン地金を原料としております。業績予想の前提としていたアンチモン地金価格が実勢と大きく乖離していること.. 全文を読む
アンチモン事業の主要製品である三酸化アンチモンはアンチモン地金を原料としております。業績予想の前提としていたアンチモン地金価格が実勢と大きく乖離していることや第1四半期決算の実績を踏まえ、業績予想を上方修正いたします。昨年9月にアンチモン地金の主要生産国である中国で、アンチモン関連品目の輸出管理が実施され、アンチモン地金価格が高騰いたしましたが、年初に中国当局が輸出許可を下ろした事例があったことや汎用の三酸化アンチモンは規制の対象から外れると見ていたことから、今年後半には需給が緩むと想定し、今期の計画では地金価格の平均単価をトン当たり39,500ドルと設定しておりました。ところが、中国当局の輸出管理の取り締まりはむしろ強化されたことから、夏場の不需要期においても国際相場の下落は限定的となりました。アンチモン地金の第1四半期の平均価格トン当たり約59,160 ドルに対して、第2 四半期(7~9 月)の平均価格は約56,500 ドルにまで下がる見込みではありますが、依然高い水準にとどまっています。当社は以前から中国依存度を減らすべく、グローバル調達を推進してまいりましたので、原料調達に支障はありませんが、製品価格値上げによる代替品への切り替えなどがあり、下期の販売数量はやや減少する見通しです。| 閉じる
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