業績トピックス

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　当連結会計年度は、新型コロナウイルス（COVID-19）感染症流行の影響が長期化したにも関わらず、米国や中国を中心に経済活動の再開を優先するいわゆるwith COVID-19社会への変化が見られ、これに伴って想定を超える急激かつ旺盛な需要回復に端を発するサプライチェーンのひっ迫が発生し、米国をはじめとする各国においてインフレが加速するとともに原油等資源エネルギーの急騰により、あらゆる物資の価格上昇が発生しました。これに拍車をかけるように資源大国であるロシアによる対ウクライナ情勢など、数多くの不確定かつ想定外の要因が発生し、継続している中において、世界的に2021年度の企業業績は期初又は期中に想定したものと異なる状況となっております。　このような状況のもと当社の2022年３月期連結業績は、期初に予想した数値は下回る見込みであるものの、来期に向けての布石及び数値目標指数の目安となる前期比では、売上高11.4％増、営業利益3.2％増、経常利益3.6％増、純利益54.4％増と増収増益となる見込みであります。　なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、連結子会社であるNIC Autotec (Thailand) Co., Ltd.の解散及び清算決定に伴う特別損失39百万円を計上しておりますが、同社の解散及び清算に　伴い回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産及び法人税等調整額をそれ　ぞれ107百万円と見込んでいることにより、営業利益及び経常利益の前期比増加率よりも高い増加率となる見込みであります。　なお、配当予想につきましては当初予想通りの期末配当１株あたり21円に変更ございません。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。｜ 閉じる