業績トピックス
2022/12/15 15:00
エスクローAJ
(6093)
2023年2月期連結本決算経常見通し下方修正。36%減益を予想。
【業績予想/決算速報】エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>が12月15日に発表した業績予想によると、2023年2月期本決算の経常損益は前回予想(596百万円)から下方修正され、36%減益の396百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは600百万円を予想している。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202202 本 | 12 | 会社実績 | 2022/04/08 | 3,552 | 614 | 619 | 406 | |
202302 本 | 12 | 会社予想 | 2022/12/15 | 3,835 | 363 | 396 | 238 | |
202302 本 | 12 | 従来予想 | 2022/10/07 | 3,904 | 555 | 596 | 401 | |
202302 本 | 12 | コンセンサス | 2022/12/14 | 3,900 | 560 | 600 | 400 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
(1)個別業績予想について.. 全文を読む
(1)個別業績予想について 当社の金融機関向けサービスにおいては、新規クライアントの獲得は着実に進むなか、下期以降、住宅ローン市場停滞の影響を受け、期首に想定していた住宅ローンの取扱件数が減少いたしました。また、不動産事業向けサービスの主力商品である「H’OURS(アワーズ)」においても、新規クライアントの獲得は着実に進んでおり、大量業務処理を行う中、品質の維持・向上のための投資を継続しております。しかし、サービス導入に関する事業者様の現場への周知に遅れが生じ、期首の受注計画に遅れが見られました。 以上より、通期の個別業績予想における売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益は、2022年4月8日に公表いたしました業績予想を下回る見込みでありますので、上記の通り修正いたします。(2)連結業績予想について 子会社である株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン信託の不動産オークション事業においても、新規案件の獲得は着実に進んでおりますが、当期中の成約及び決済に遅れが見込まれております。さらに、2022年 10月より当社グループにおいて新たに事業を開始しております子会社の株式会社サムポローニアにつきましては、順調に事業を開始し、当社グループの持続的成長への貢献を開始しておりますが、事業開始にあたり必要なインフラ設備等の支出が発生したため、2023年2月期においては、売上高350百万円、営業利益△19百万円、経常利益△19百万円及び当期純利益△13百万円と、一時的に赤字となる見込みであります。株式会社サムポローニアの予想数値は、2022年4月8日に公表いたしました連結業績予想数値には含まれておりませんでしたが、今回修正後の連結業績予想数値には同社の売上高等が含まれておりますため、連結業績予想数値の売上高の増減率は△1.8%となり、個別業績予想数値の売上高の増減率△15.5%に比べて軽微となっております。 以上より、通期の連結業績予想における売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、2022年4月8日に公表いたしました業績予想を下回る見込みでありますので、上記の通り修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる可能性があります。| 閉じる