業績トピックス
2023/10/31 15:00
鈴茂器工
(6405)
2024年3月期連結中間決算、経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】鈴茂器工<6405>が10月31日に発表した業績予想によると、2024年3月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(335百万円)から上方修正され、480百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 13,456 | 1,203 | 1,139 | 825 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/08/10 | 15,000 | 1,500 | 1,505 | 1,020 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2023/10/30 | 15,000 | 1,500 | 1,500 | 1,000 | |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/10/31 | 6,735 | 450 | 480 | 295 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/08/10 | 6,960 | 330 | 335 | 220 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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2024年3月期第2四半期累計期間の業績につきましては、当社の主要顧客である外食・小売業における機械化や省人化の動きは引き続き継続しており、製品需要は堅調に推移しております。 このような環境の下、国内は、原材料価格やエネルギー価格の高騰、人手不足の進行等により、外食・小売業にとっては厳しい事業環境は続いておりますが、2023年5月に新型コロナウイルスの5類移行、インバウンド需要の回復、および人手不足を背景とした省人化の動きは継続しており、製品需要は堅調に推移しております。業態別では、大手回転寿司チェーンからの寿司ロボットの入替需要が堅調に推移したほか、レストラン・食堂業態およびホテル・旅館・給食業態からのご飯盛付けロボット(Fuwarica)の製品需要が拡大し、国内売上高は想定を上回りました。 海外は、外食・小売業における人手不足の深刻化や人件費の高騰により、機械化や省人化の動きは引き続き継続しているものの、インフレや金融引き締め、ウクライナ情勢を巡る地政学的リスクなどを背景に事業者の設備投資意欲は減退しております。地域別では、特に欧州での影響が大きく、海外売上高は想定を下回りました。 このような動向を踏まえ、当第2四半期連結累計期間の売上高は前回予想を下回る見通しとなりました。当第2四半期連結累計期間の売上高予想数値の国内・海外別内訳 前回発表予想 今回発表予想 増減額 増減率 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) 構成比(%) 金額(百万円) (%)国内 4,417 63.5 4,721 70.1 304 6.9海外 2,543 36.5 2,013 29.9 △529 △20.8合計 6,960 100.0 6,735 100.0 △225 △3.2 一方、利益面につきましては、売上高が前回予想を下回る見通しとなったものの、海外の売上高減少や燃料費高騰の落ち着きにより荷造運送費が想定を下回ったことに加え、コストコントロールの強化により、コンサル費用や旅費交通費等を中心に販売費及び一般管理費が減少し、その結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を上回る見込みとなりました。 なお、2024年3月期通期の業績につきましては、欧州を中心に海外の事業環境が依然として不透明な状況が続いていることから、前回予想を据え置いております。 以上(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。| 閉じる