業績トピックス
2023/10/26 17:00
MCJ
(6670)
2024年3月期連結中間決算、経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】MCJ<6670>が10月26日に発表した業績予想によると、2024年3月期中間期の経常損益(税引き前損益)は前回予想(6,900百万円)から上方修正され、8,528百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202303 本 | 12 | 会社実績 | 2023/05/12 | 191,076 | 14,318 | 13,935 | 9,603 | |
202403 本 | 12 | 会社予想 | 2023/08/04 | 194,600 | 14,300 | 14,300 | 10,100 | |
202403 本 | 12 | コンセンサス | 2023/10/25 | 190,000 | 15,500 | 15,500 | 11,000 | |
202309 中 | 6 | 会社予想 | 2023/10/26 | 88,440 | 8,582 | 8,528 | 6,227 | |
202309 中 | 6 | 従来予想 | 2023/08/04 | 90,800 | 6,900 | 6,900 | 5,000 | |
202309 中 | 6 | コンセンサス | 2023/10/25 | 90,000 | 8,000 | -- | -- | |
202309 Q2 | 3 | コンセンサス | 2023/10/25 | 44,505 | 3,225 | -- | -- | |
202312 Q3 | 3 | コンセンサス | 2023/10/25 | 48,000 | 3,500 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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当社グループの属するパソコン市場は、急速な円安傾向の継続等に伴うパソコン製造に係る原材料・部材価格の高騰の影響をはじめ、調達環境には引き続き不透明感が継続しており、過去数年にわたり出荷台数ベースでの前年同期比マイナス傾向が続く等、需要サイドにおいても継続して軟調に推移しております。 また、当社グループが事業展開を行う欧州各国及び東南アジア各国においては、ロシア・ウクライナ問題の長期化や物価上昇圧力の継続に加え、先行き不透明感から現地企業による設備投資や個人が消費を控える動きが続いており、前年度と同様に予断を許さない状況が継続しております。 このような状況下、本年度につきましても前年下半期から継続して、出荷台数や売上確保よりも利益重視のスタンスを強化してまいりました。 国内パソコン関連事業におきましては、特に需要の高い製品セグメントに注力した製品展開及び営業施策、Web広告等の広告宣伝活動を展開すると共に、迅速な在庫確保や価格調整に努めた結果、前年同期比減収減益ではあるものの、減収幅と比較し各利益面については小幅な減益にとどまっており、底堅い業績にて推移しております。 海外パソコン関連事業におきましては、欧州及び東南アジアにおける事業環境は引き続き不透明な状況が継続しているものの、現地におけるニーズに迅速に対応した製品・サービス投入等を行った結果、欧州モニタ事業が減収ではあるものの前年同期比で大幅な増益を達成し、当社グループ全体の業績を牽引すると共に、東南アジア事業についても引き続き前年同期比で増収増益が継続する等、とりわけ各利益面で期初予想を大幅に上回り順調に推移しております。 また、コロナ禍において赤字基調が継続していた総合エンターテインメント事業におきましても、順調に業績回復傾向を示しております。 このことから、期初予想策定時には、前年同期比減収減益を想定しておりましたが、各利益面では大幅な増益を達成し、さらには第二四半期(累計)としての過去最高の営業利益を達成する見込みとなりました。 なお、2024年3月期通期連結業績予想につきましては現在精査中であり、今後修正が必要となった場合には、速やかにお知らせいたします。| 閉じる