業績トピックス
2022/05/09 15:00
竹田iPH
(7875)
2022年3月期連結本決算経常見通し上方修正。92.7%増益を予想。
【業績予想/決算速報】竹田印刷<7875>が5月9日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(600百万円)から上方修正され、92.7%増益の921百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/14 | 31,108 | 360 | 478 | -1,342 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/05/09 | 30,600 | 813 | 921 | 758 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2022/02/14 | 32,000 | 500 | 600 | 550 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
1. 通期連結業績予想数値の修正について.. 全文を読む
1. 通期連結業績予想数値の修正について デジタル化の進展による国内印刷市場の縮小や新型コロナウイルス感染症の影響により、印刷事業と物販事業で苦戦を強いられたため、売上高が前回予想を下回る見通しとなりました。利益面では、年間を通して半導体関連マスク事業が好調に推移したほか、印刷事業でのワンストップソリューションによる付加価値提案、物販事業での利益率改善、生産拠点・設備の見直しなどによる固定費削減に取り組みました結果、営業利益及び経常利益が前回予想を上回る見通しとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、特別損失として当社が関東地区で保有する固定資産(建物、生産設備等)の減損損失83百万円などを計上いたしますが、前回予想を上回る見通しとなりました。2. 個別業績の前年実績値との差異について 売上高と営業利益につきましては、上記「1.2022年3月期 通期連結業績予想数値の修正」に記載のとおりです。経常利益につきましては、受取配当金の増加などによるものです。当期純利益につきましては、当期に特別利益として関東事業部の社屋売却等による固定資産売却益3億円や投資有価証券売却益40百万円を計上したほか、法人税、住民税及び事業税が1億17百万円増加しました。また、前期に特別損失として固定資産除売却損1億41百万円、減損損失2億72百万円(当期は前述の83百万円)、特別退職金及び再就職支援費用5億93百万円、繰延税金資産の取り崩しなどによる法人税等調整額7億11百万円などを計上しているため、前期実績値を上回る見通しとなりました。(注)通期連結業績予想及び個別業績の前年実績値との差異につきましては、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、今後の様々な要因により予想と異なる結果となる可能性があります。| 閉じる