業績トピックス
2022/02/10 14:50
菊水化学工業
(7953)
2022年3月期連結本決算経常見通し上方修正。59.6%増益を予想。
【業績予想/決算速報】菊水化学工業<7953>が2月10日に発表した業績予想によると、2022年3月期本決算の経常損益は前回予想(392百万円)から上方修正され、59.6%増益の525百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202103 本 | 12 | 会社実績 | 2021/05/14 | 20,527 | 302 | 329 | 163 | |
202203 本 | 12 | 会社予想 | 2022/02/10 | 22,300 | 460 | 525 | -70 | |
202203 本 | 12 | 従来予想 | 2021/11/12 | 22,015 | 333 | 392 | 199 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
1.通期業績予想数値の修正について (1)連結.. 全文を読む
1.通期業績予想数値の修正について (1)連結 通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していますが、ワクチン接種率の増加や感染防止へ配慮した対応により、改修市場を中心に景気回復の兆しが見られ、売上高が前回発表予想を上回ることから、営業利益及び経常利益はいずれも増加する見通しです。しかし、下記「2. 連結子会社における固定資産の減損損失 (連結)」に記載したとおり、連結子会社の固定資産について減損損失572 百万円を特別損失に計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益を大幅に下方修正することにいたしました。 なお期末配当につきましては、従来から公表しておりますとおり配当予想の修正はございません。(2)個別 売上高及び経常利益は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していますが、ワクチン接種率の増加や感染防止へ配慮した対応により、改修市場を中心に景気回復の兆しが見られ、前回発表予想をいずれも上回る見通しでありますが、下記「3. 子会社株式評価損等(個別)について」記載したとおり、特別損失が1,564 百万円見込まれることから、当期純利益を大幅に下方修正する見通しであります。(注) 本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。2.連結子会社における固定資産の減損損失 (連結) について 当社の連結子会社である菊水建材科技(常熟)有限公司は、新型コロナウイルス感染症拡大による市況及び受注の低迷や足元の経済状況を鑑みて、収益性が悪化しております。そのため、直近の業績動向を踏まえた将来の回収可能性を慎重に検討した結果、同社が保有する固定資産(建物・構築物・機械設備等)の帳簿価格を回収可能価額まで減額し、減損損失として572 百万円を特別損失として計上いたしました。3.子会社株式評価損等(個別)について 上記.2に記載しました固定資産の減損損失を計上することに伴いまして、当社が保有する菊水香港有限公司の株式の実質価値が著しく低下するため、当社は子会社株式評価損1,284 百万円を特別損失に計上する見込みです。なお、子会社株式評価損は連結決算において消去されるため、連結損益計算書における影響はありません。 また当社連結子会社である菊水建材科技(常熟)有限公司について、同社の経営成績及び財政状況の悪化を踏まえ2022 年3月期の個別決算において、同社の貸付金に対して、280 百万円を事業構造改善費用として特別損失に計上する見込みです。| 閉じる