業績トピックス
2023/02/03 15:01
紀陽銀行
(8370)
2023年3月期単体本決算経常見通し下方修正。89.3%減益を予想。
【業績予想/決算速報】紀陽銀行<8370>が2月3日に発表した業績予想によると、2023年3月期本決算の経常損益は前回予想(20,300百万円)から下方修正され、89.3%減益の2,400百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
202203 本 | 12 | 会社実績 | 2022/05/13 | 72,015 | -- | 22,344 | 14,214 | |
202303 本 | 12 | 会社予想 | 2023/02/03 | 72,000 | -- | 2,400 | 2,000 | |
202303 本 | 12 | 従来予想 | 2022/11/11 | 70,200 | -- | 20,300 | 13,400 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
金融政策の正常化などを背景とした昨今の世界的な金利上昇を受け、外国債券を中心に発生した評価損については、ヘッジ取引等によりリスクコントロールを行っております.. 全文を読む
金融政策の正常化などを背景とした昨今の世界的な金利上昇を受け、外国債券を中心に発生した評価損については、ヘッジ取引等によりリスクコントロールを行っております。しかし、外国債券に関して、保有にかかる外貨調達コストが有価証券利息を上回る状態が今暫く継続する可能性を見据えて、外国債券利息の逆鞘利息負担を抑制するために、損失処理を行うことといたしました。これに伴い、2023年3月期の連結及び個別の業績予想を下方修正いたします。現在の第6次中期経営計画においては、貸出金利息や役務収益など本業収益の拡大により安定的な収益構造への転換を進めてきております。今年度、低利回りの外国債券の多くを損失処理することにより、来年度迎える現中期経営計画の最終年度目標の達成ならびに次期中期経営計画においても着実な成長を見据えることが可能となる見込みです。なお、2023年3月期の連結自己資本比率は10%程度を見込んでおります。<ご参考>第6次中期経営計画 最終年度目標数値 (2024年3月期)顧客向けサービス業務利益<単体> 100億円以上本業OHR<単体> 75%以下親会社株主に帰属する当期純利益<連結> 125億円以上ROE<連結> 5%以上(ご参考)2023年3月期配当予想について通期業績予想を修正いたしましたが、1株当たりの配当予想(期末配当1株あたり20円、年間配当1株あたり40円)につきましては、変更ございません。| 閉じる