業績トピックス
2023/12/15 15:30
コーチ・エィ
(9339)
2023年12月期連結本決算経常見通し上方修正。38.1%減益を予想。
【業績予想/決算速報】コーチ・エィ<9339>が12月15日に発表した業績予想によると、2023年12月期本決算の経常損益は前回予想(200百万円)から上方修正され、38.1%減益の320百万円になる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202212 本 | 12 | 会社実績 | 2023/02/10 | 3,600 | 473 | 517 | 418 | |
202312 本 | 12 | 会社予想 | 2023/12/15 | 3,620 | 300 | 320 | 80 | |
202312 本 | 12 | 従来予想 | 2023/11/10 | 3,550 | 200 | 200 | 140 | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
・2023年12月期第3四半期において、当社のシステミック・コーチングTMによる組織開発ビジネスにおける受注高が好調に推移し、2023年12月期下期の連結売.. 全文を読む
・2023年12月期第3四半期において、当社のシステミック・コーチングTMによる組織開発ビジネスにおける受注高が好調に推移し、2023年12月期下期の連結売上高が前回発表時よりも増加する見込みとなりました。・営業費用が、採用費、人件費、営業・マーケティング費用などにおいて、前回発表時の想定を下回る見込みとなりました。・当社の保有する投資有価証券の売却に伴い特別利益を計上いたしました(下記項目「3」参照)。・当社の米国子会社に係るのれんの減損に伴う特別損失を計上する見込みとなりました(下記項目「4」参照)。・上記の影響による課税所得の増加の見込みや繰延税金資産の取り崩しに伴い、法人税等が前回発表時の想定を上回る見込みとなりました。3.連結決算における特別利益の計上について 当社が保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益が発生したことにより特別利益を計上いたしました。(1) 売却理由: 保有資産の効率性を高めるため(2) 売却株式: 当社保有の上場株式1銘柄(3) 売却益の発生日: 2023年12月15日(4) 売却益: 56百万円4.連結決算における特別損失の計上について 当社の米国子会社であるCOACH U, INC.(以下、「COACH U」)は、米国においてコーチ人材育成ビジネスを行っています。当社による買収後、COACH Uは現地経営陣の主導のもと人員を増強し、マーケティング費用を投下して収益向上を目指していましたが、売上高が想定を下回り、収益性が悪化いたしました。これを受けて、当社は中期的な観点でCOACH Uの業績改善に向けて、経営体制や経営戦略の見直しを行いました。具体的には、経営陣を刷新し、COACH Uの有する経営資源を生かしつつ、当社がシステミック・コーチングTMによる組織開発ビジネスやコーチ人材育成ビジネスを通じて培ったノウハウを積極的に活用することにより、商品力や営業力を向上させ、収益改善を目指すことといたしました。このような直近の業績動向及び経営体制と経営戦略の見直しに伴い、買収時に前提としていた業績計画から大幅な変更が生じたため、この度COACH Uの株式取得時に発生したのれんの減損を行い、これらの減損損失約165百万円を2023年12月期第4四半期に計上する見込みとなりました。5.個別決算における特別損失の計上について 項目「4」ののれんの減損損失に伴い、当社が保有する、COACH Uの親会社であるCOACH A INTERNATIONAL INC.の株式について、実質価額が著しく低下しており、子会社株式評価損約220百万円を2023年12月期第4四半期に計上する見込みとなりました。なお、個別決算における子会社株式評価損は連結決算上消去されるため、連結業績に与える影響はありません。6.配当予想について 今回の業績予想修正に伴う配当予想の修正はありません。(注) 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想値と異なる場合があります。| 閉じる